『まずやってみる!』|100日連続アプリ開発で見えた景色

習慣・生活

はじめに|「挑戦したいけど…」の一歩が踏み出せないあなたへ

「なんか最近、やりたいことはあるんだけど…結局なにも始められなくてさ」
しおり「うん、”やる気”とか”タイミング”を待ってると、意外とそのまま時間だけが過ぎちゃうよね」

「まさにそれ。気合い入れなきゃって思うんだけど、気合いって長続きしないし…」
しおり「そんな“はじめの一歩が怖い”あなたに、今日紹介したい一冊があるんだ」

📕今日の本
『#100日チャレンジ 毎日連続100本アプリを作ったら人生が変わった』
著者:大塚あみ(KADOKAWA/IT・チャレンジ実録)

しおり「この本の著者・大塚あみさんは、AI(ChatGPT)を使って“毎日アプリを1本ずつ、100日連続で作る”というチャレンジをやってのけたの」

「えっ、100日間も!?そんなストイックなことできるのって、やっぱり超人だけじゃ…」
しおり「実はね、“努力じゃなくて楽しみ”から始まった挑戦なの」

1. とりあえずやってみる!|人生は“行動”でしか動かない

「しおり、“やりたいことがあるならまずやれ”って、よく聞くけどさ…実際そんな簡単に動けたら苦労しないよね」

しおり「うん、分かるよ。でもね、あみさんは“行動しなければ、チャンスすらもらえない”って言ってたの」

「チャンス…か。たしかに、何もしてないのに“いい話”なんて舞い込んでこないよな」

しおり「そう。大塚あみさんが100日チャレンジを始めたのも、最初は“ちょっとやってみようかな”くらいの軽い気持ちからだったんだって」

「えっ、そんなノリで!? 100日アプリ開発なんて、相当な覚悟が必要そうだけど…」

しおり「でも実際は、“まず1日やってみる”の連続だったの。初日はオセロアプリ、2日目はポーカー。AIに聞きながらとにかく試して投稿したのよ」

「へぇ…なんか急に身近に感じてきたかも。僕も最初の1歩を“完璧”にしようとするから止まっちゃうのかもなあ」

しおり「そうそう。あみさんも最初はプログラミング初心者で、エラー続出だったんだよ。でも、それでも“出してみる”って決めたの」

「うーん…まずやる、出してみる、か。怖いけど、確かに何かが始まりそうな気がする…」

しおり「“やってから考える”っていうスタンスは、特に今の時代に合ってるよ。行動した人にしかチャンスはやってこないからね🌱」

2. 恥をかくのが怖い?|それでも作品を“外に出す”理由

「やっぱり僕には無理かも…。もしヘタなものを出して“センスない”とか言われたら、立ち直れないよ」

しおり「うん、それってすごく自然な感情だよ。でもね、あみさんも同じだったんだよ」

「えっ、あの人でも?」

しおり「うん。チャレンジの5日目、フォント変換ツールを作ってXに投稿したとき、“これ、笑われるかも…”ってすごく不安だったらしいの」

「あー…それ、めちゃくちゃ分かる。自分でも“たいしたことない”って思ってる作品を出すのって、勇気いるよね」

しおり「うん。でもそこで止めちゃったら、フォロワーも増えないし、誰からもフィードバックはもらえない。“自分で自分に失望する”のが一番辛いって、彼女は気づいたんだって」

「それ、刺さるなあ…。出さなかったら何も起きないもんな」

しおり「最初から完成度の高いものなんて誰にも作れないよ。成長って、“出して、直して、また出す”の繰り返しでしょ?」

「たしかに。思えば僕、誰にも見せずにPCの中だけで終わってる文章、山ほどあるわ…」

しおり「うん、それはそれで財産だけど、“人に見せる”ことで初めて見えることもたくさんあるよ」

「そっか…恥をかくことは、“成長する資格”なのかもね」

しおり「その通り。まず出してみる。それができたら、もう一歩進んでるよ🌱」

3. 本当の学びは“作りたい”から始まる

「でも、やっぱり勉強って苦手だなぁ。教科書を開いた瞬間に眠くなるし、参考書も読まなくなっちゃう」

しおり「それね、あみさんも同じこと言ってたよ。“授業中はスマホゲームばかりで、参考書を読むのがつらかった”って」

「意外! めっちゃできる人ってイメージあったけど…」

しおり「ううん、全然。だけど、ある日“このアプリを作ってみたい!”って思った瞬間から、学びが変わったんだって」

「ほう…“学びが変わった”?」

しおり「うん。“何を学ぶか”じゃなくて、“何を作りたいか”が先にあったの。で、必要な知識をAIに聞きながら、自分で進める。そうしたら毎日10時間もプログラミングに熱中してたって」

「え…10時間? あの、あみさん…ハマりすぎでは…」

しおり「でもそれが、本当の意味での“学習”なんだと思う。“やらされる”じゃなく、“知りたいから調べる”。しかも今はAIが教えてくれるから、誰でもできるのよ」

「ああ…確かに“冷蔵庫にあるものでレシピを出すアプリ”を作るとかなら、僕でもやってみたくなるかも」

しおり「そう、それ!まずは“自分がほしいもの”からスタートしていいの。そこに必要なスキルだけを学べば、身につくスピードも違うよ」

「うわ、めちゃくちゃ納得した。たぶん今まで、“勉強”って思いすぎてたのかも」

しおり「うん、だから“作りたい”がある人は強いよ。それがあるだけで、自然と勉強も続くから🌱」

4. 努力じゃなく、楽しいから続く

「“続ける”ってさ、やっぱり努力と根性が必要なんじゃないの?僕、根性ないから無理かも…」

しおり「ふふ、それもあみさんがバッサリ否定してたよ。“努力してる感覚はなかった。ただ楽しくて、気づいたら1日10時間もやってた”って」

「えっ、10時間!? それ、普通にブラック企業の勤務時間じゃん!」

しおり「でもあみさんは、それを毎日カフェやフードコートで、音やざわざわした空間の中で、リズムよく続けてたんだって。“作ること自体が楽しかった”って」

「なるほど…たしかに僕も、ゲームとかマンガなら“努力してる”って思わずに何時間も続けて読んじゃうな」

しおり「そう、それがヒント。“努力で続ける”には限界があるけど、“楽しい”ことなら夢中になれる。だから続くの」

「でも、それって一部の“好きなことを仕事にできた人”だけの話じゃない?」

しおり「そうでもないよ。“本気で好きじゃなくても、ちょっと面白そう”くらいから始めてみるだけでも違うんだよ。“好きかどうか”って、実はやりながら見えてくるものだし」

「うーん…“楽しいから続く”って言われると、ちょっと気が楽になるな。気合いじゃないんだな」

しおり「そう。“続けられる人”って、意外と“頑張ってる人”じゃなくて、“楽しんでる人”だったりするよ🌱」

5. 頑張ることは“自分で決める”から意味がある

「なんか最近、“もっと努力しなさい”って言われるのがしんどくなってて…」

しおり「うん、わかるよ。“誰かの期待に応える努力”って、どこか窮屈に感じるときあるよね」

「あみさんは、100日チャレンジを“自分で決めたことだから頑張れた”って言ってたよね?」

しおり「そう。“他人に決められた努力”じゃなくて、“自分でやると決めた挑戦”だったから続けられたんだって」

「あー…なんかそれ、すごくいいな。“やらされる”じゃなくて“やる”って感覚」

しおり「実際、大学の先生から“君みたいにもっと努力する学生が増えたら…”って言われた時も、“今の時代は、自分で考えて動く人がチャンスをつかむ”ってあみさんは返してたんだよ」

「かっこいい…。でも、僕みたいに“何を頑張ればいいのか分からない”人って、どうすればいいんだろ?」

しおり「うん、それもよくある悩み。でもね、最初は“ちょっと面白そう”くらいのノリでもいいの。“自分で選んだ”っていう実感があるだけで、踏ん張りが利くようになるから」

「なるほど…。“頑張る内容を自分で選ぶ”ってだけで、気持ちが全然違うんだね」

しおり「うん。“これは自分の人生だ”って思えるような努力なら、きっと誇れるよ🌱」

6. 継続の秘訣は“気合い”じゃなく“習慣化”

「100日間も続けるなんて、どんだけ強い意志があったんだろう…僕なら3日でギブだよ」

しおり「ふふ、実はね、あみさん自身も“強い意志”なんて持ってなかったって言ってるの」

「え、じゃあどうやって続けたの?」

しおり「ポイントは“習慣”だったの。毎朝9時に大学に行って、夜までアプリを作る。この流れを崩さないようにしてたんだって」

「ルーティンか…。確かに毎日やる時間を決めちゃえば、“今日はどうしよう”って悩むことが減るかも」

しおり「そうなの。“やる・やらない”を毎回考えるのって、実はめちゃくちゃエネルギーがいるのよ」

「わかる…。朝の“今日は走る?”って自問自答だけで力尽きるときある…」

しおり「あみさんも、時間を“確保”するところからスタートしたの。作る時間を最優先に予定を組む。だから続けられたのよ」

「社会人だと難しそうだけど…朝の30分だけでも決まった時間に何かやるって習慣にすれば、可能性あるかもな」

しおり「うん、最初は5分でもいい。“毎日やる”というリズムを作ることが、継続のカギになるからね🌱」

7. 応援は“動き出した人”のもとに来る

「なんであみさんは、あんなに周りから応援されたんだろう?先生にMacBookまで譲ってもらったって、すごすぎない?」

しおり「たしかに驚くよね。でもね、その先生も言ってたんだ。“応援は、何かをやり始めた人にしかできない”って」

「あ…つまり、何かしら“動いてる人”じゃないと応援しようがないってことか」

しおり「そう。頑張ってる姿って、人の心を動かすんだよ。あみさんも、毎日アプリを公開してる姿が“本気”に見えたから、周りも自然とサポートしたくなったんだと思う」

「なるほど…。でも僕、何かを始めるとき“まだ実力もないし…”って遠慮しちゃうんだよな」

しおり「うん、でも完璧になってから動く必要はないよ。むしろ、未熟な姿のほうが“今まさに挑戦してるんだ”って伝わりやすいんだから」

「そうか…“行動が先、応援は後”なんだね」

しおり「そう。誰かに背中を押してもらうためには、まず一歩、自分で踏み出すしかないんだよ🌱」

8. 小さな挑戦が“大きなチャンス”を引き寄せる

「でもさ…100日続けても、結局何も変わらなかったらって思うと、ちょっと怖いよね」

しおり「うん、たしかに結果がすぐ出るとは限らないよね。でも、あみさんの100日目って、ちょっと感動的だったんだよ」

「感動的?」

しおり「1日目に作った“お粗末なオセロアプリ”を、最終日に作り直して、見違えるほどの完成度で仕上げたの。それを最後に公開して、挑戦を締めくくったの」

「うわ…それ、めっちゃドラマあるじゃん」

しおり「でね、さらに驚きなのが、その100日チャレンジを通じてまとめた“AIと学びの関係”についての論文が、スペインの国際学会で発表されることになったの」

「え!? 海外デビューまでいっちゃったの!?」

しおり「うん。“小さな挑戦”が、まさかの“世界的なチャンス”に繋がったわけ。本人もびっくりしてたみたい」

「なんか…映画みたいな展開やな」

しおり「うん、でもこれって偶然じゃなくて、“ちゃんと動いてたからこそ引き寄せた”チャンスなんだよね」

「そっか…最初は小さくていい。とりあえず動けば、想像もしなかったところに繋がるかもしれないのか…」

しおり「そう、“小さな挑戦”こそが、未来の扉を開く鍵なんだよ🌱」

まとめ|「まずやってみる」が人生を変える第一歩

今回の記事では、大塚あみさんの「100日連続アプリ開発チャレンジ」を通じて、
“行動すること”“楽しむこと”“続けること”の大切さを学びました。

🌱気づきのまとめ表

課題・悩み原因気づき・対策
何も始められない完璧を求めすぎる・怖がりすぎるとりあえず小さく始めてみる
続かない根性や気合いに頼っている習慣化&楽しめる環境をつくる
応援されない・チャンスが来ない何もしていない・発信していない動き出した人のところに応援は集まる
勉強がつまらない与えられた課題に興味が持てない“作りたい”があると自然に学べるようになる
他人の期待に振り回されてしんどい“やらされる努力”をしている頑張る内容は自分で決めることで意味が生まれる

最後に|「挑戦って、特別なことじゃない」

「最初は“天才の話”かと思ってたけど、読んでみたら、“僕にもできるかも”って気がしてきた…」

しおり「うん、実際、特別な才能よりも、“まずやってみる”という小さな一歩の方が、大きな違いを生むからね」

「失敗してもいい、カッコ悪くてもいい…やってみないと、何も始まらないんだな」

しおり「うん、その気づきがあればもう十分。あとは、あなた自身が“最初の一歩”を踏み出すだけだよ🌱」

「ありがとう、しおり。…よし、今日から僕も“まず1日だけ”やってみるよ!」

📘書籍紹介リンク

📕**『#100日チャレンジ 毎日連続100本アプリを作ったら人生が変わった』**
著者:大塚あみ
出版社:KADOKAWA
ジャンル:挑戦・AI活用・成長実録

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