【精神科医が教える究極の休息法】|しおりと僕の図書館相談

健康・医学

🧠この記事でわかること

  • なぜ「ちゃんと休めていない」のか?
  • 自律神経に着目した休み方の新常識
  • あなたに合った“究極のリフレッシュ”の見つけ方
  • 「繋がり」と「思い出」がもたらす安心感
  • 前向きに生きるための心と体の整え方

1. 休んでるのに、なんでこんなに疲れてるんだろう?

僕:
しおり、休みの日はたっぷり寝てるし、ゲームもしてる。でも月曜になると、なんか全然回復してないんだよね…。

しおり:
うん、その気持ちわかるよ。
それ、「ちゃんと休めてない」証拠かも。

僕:
え、休んでるのに!?

しおり:
実はね、自律神経のバランスが崩れてると、どれだけ寝ても疲れは取れにくいの。
鈴木裕介さんの『精神科医が教える本当の休み方』では、現代人の多くが“うまく休めてない3つの理由”があるって書かれてたよ。


2. うまく休めない3つの理由

しおり:
じゃあ、順番に見ていこうか。

  1. 他人を優先しすぎる
  2. ストレスに気づかない
  3. 自分のリフレッシュ法を知らない

僕:
全部…心当たりあるかも…。

しおり:
例えば「仕事で迷惑かけたくない」と休みを削る人。真面目で責任感が強いほど、無意識に“休む罪悪感”を抱えてしまうのよ。

僕:
あるある…。上司が出勤してるのに自分だけ休めない…。

しおり:
でもね、働き続けて潰れてしまうより、自分を守る方が大事。そもそも現代は慢性的なストレス社会。SNS、共働き、孤独感…見えない疲労が溜まりやすいの。


3. キーワードは「バトル」と「フリーズ」

しおり:
私たちの自律神経には3つのモードがあるの。

  • バトルモード(交感神経):戦闘状態。集中・緊張。
  • リラックスモード(副交感神経・腹側):休息状態。安心・落ち着き。
  • フリーズモード(副交感神経・背側):無気力状態。引きこもり・脱力。

僕:
あ、俺バトルモードかも。仕事中、ずっと緊張して汗ダラダラだし…。

しおり:
じゃあ、休日は**“静”の過ごし方が必要**だね。たとえば、温泉、読書、マッサージ、昼寝…「心拍数を下げる」ような休み方。

僕:
逆にフリーズモードの人は?

しおり:
うん、そういう人は逆に“動”を取り入れるのがいいよ。運動、カラオケ、アクティブなレジャーが効果的。


4. それでも休めないときは「繋がり」と「思い出」

しおり:
それでもなんだか休まらないときは、「繋がりを感じる」ことと、「過去の支えを思い出す」ことが鍵になるよ。

僕:
繋がりって、誰かと話すとか?

しおり:
うん、他愛もない雑談でもOK。孤独感はリラックスの大敵
ちょっとした会話やペットとのふれあい、自然との接触でも十分なんだ。

僕:
あと、自分がしんどかった時に救われたことを思い出すのも良いってことか。

しおり:
そう。**子供の頃の“回復スイッチ”**って、今も意外と効くんだよね。たとえば、ゲーセンの音に包まれてぼーっとする…なんてのも、立派な休息だよ。


5. 【まとめ表】“究極の休み方”チェックリスト

問題原因対策
休んでも疲れが取れない自律神経のバランスが崩れている自分のモードに合った「動」と「静」の休みをとる
SNSや仕事でメンタル消耗孤独感・情報過多繋がりを感じる時間を意識的につくる
何をしたらリフレッシュできるか分からない自分の“回復法”が分かっていない過去の癒し体験を思い出してみる

6. 最後に|しおりと僕のラストメッセージ

しおり:
「休む」って、サボることじゃないよ。
**“自分を整えるための、大切な技術”**なんだ。

僕:
確かに、無理して走ってもバテるだけだもんね。これからは、自分のペースでちゃんと休んでみるよ。

しおり:
うん、また疲れたときはいつでも図書館においで😊

僕:
ありがとう、しおり。また来るね。


📘紹介書籍

『精神科医が教える本当の休み方』
著:鈴木裕介/日経BP出版
ジャンル:心と体のケア・メンタルヘルス

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