はじめに:なんとなく過ぎてく毎日に、モヤっとしてない?
僕「最近、毎日が“こなすだけ”って感じで、正直つまらないんだよな」
しおり「うん、その気持ち、すごくわかるよ。でも、実は“幸せな日”って、全部がうまくいってる必要はないんだって」
僕「え?どういうこと?」
しおり「今井孝志さんの『いつも幸せな人は、2時間の使い方の天才』って本にね、“1日の中にたった2時間、自分が満たされる時間があれば、それだけで人生の充実感は変わる”って書かれてるの」
僕「たった2時間で? 正直それだけで変わる気がしないけど…」
しおり「うん、最初はそう思うよね。でもね、読み進めていくと、考え方が変わってくると思うよ」
1. 幸せな1日は“2時間”でつくれるってホント?
僕「2時間って、普通に過ごしてたらすぐ終わっちゃうよね」
しおり「うん、でもね、ちょっと視点を変えてみて。“映画1本観て幸せだった”って経験、ない?」
僕「あるなぁ。なんか満たされる感じ。…でもそれって休日だけでしょ」
しおり「実は平日でも作れるんだよ。“自分にとっての大事な2時間”を意識的に持つってことが大切なの」
僕「たとえば?」
しおり「仕事のあと、誰かとご飯行ったり、好きなカフェで読書したり。短くても心が動く時間って、ちゃんと残るんだよね」
僕「あー、それはたしかに思い出に残ってるかも」
しおり「UCLAの研究でも“2〜5時間の自由時間”が一番幸福度が高いって言われてるんだって」
僕「なるほど…ずっと楽しいじゃなくて、“一部だけ楽しい”でも、十分ってことか」
しおり「そうそう。毎日に“ちょっとしたご褒美”を入れてあげる。それだけでも、気持ちは全然変わってくるよ」
3. 誰かに頼む、やめる勇気、そして優先順位
僕「でもさ、やることは減らせない気がするんだよな。家事とか、やらなきゃいけないこと多すぎて」
しおり「うんうん、その気持ちもよくわかる。でも、全部自分で抱えなくていいんだよ?」
僕「たとえば?」
しおり「苦手なこと・後回しにしてることは、人に頼んでもいいし、サービスを使ってもいいの。
靴磨きが面倒ならお店に出す。掃除や洗濯も、今は代行サービスあるしね」
僕「…やりたくないけど、ずっと気になってるタスクってあるもんな」
しおり「あと、時間の見直しでもうひとつ大事な視点があるよ。“それをしてるときの自分が好きかどうか”っていうこと」
僕「好きかどうか…?」
しおり「たとえば、なんとなくスマホゲームしてるとき。楽しいはずなのに、終わった後にちょっと虚しくなったりしない?」
僕「う…めっちゃある」
しおり「それ、“やめ時”のサインかも。惰性で続けてる時間は、意外と心が満たされてないんだよ」
4. 自分を幸せにする“モノリスト”を作ろう
僕「でもさ、いざ2時間できたとして…何をすればいいか思いつかないかも」
しおり「そこでおすすめなのが、“自分を幸せにするモノリスト”の作成!」
僕「…なんか恥ずかしい名前だな」
しおり「照れない照れない(笑)
これ、けっこう大事なの。
“自分が何をしてると満たされるか”って、意外と日々の中で意識してないからね」
僕「うーん…俺だったら、弓道の稽古、カフェでのんびり、あと最近だとブログ書くのも楽しいかも」
しおり「いいねいいね! それに加えて、“ちょっと背伸びすればできそうなこと”も書いてみて」
僕「えーと…旅先でサウナ行くとか、県外の大会に出るとか?」
しおり「そういう“ワクワクする未来”もリストに入れておくと、“やってみたい”が行動に変わっていくよ」
僕「このリストって、誰かに見せるわけじゃないし、気軽に書いていいってことか」
しおり「うん、自分の“取り扱い説明書”みたいなものだと思って」
5. 3つの感情軸でバランスを整える
僕「“モノリスト”を書いてみたけど、どれから手をつけていいかわからないな」
しおり「そこで登場するのが、“3つの感情軸”です」
僕「なんか急にフレームワークっぽくなってきたな」
しおり「大丈夫、簡単だから安心して♪
リストの内容を【達成感】【触れ合い】【リラックス】の3つに分類してみて」
感情軸 | 具体例 |
---|---|
達成感 | ブログ執筆、弓道の稽古、資格勉強 |
触れ合い | 家族とごはん、友達と電話、会話のある休日 |
リラックス | サウナ、カフェ、映画、ひとり散歩 |
僕「おお…たしかに。最近“触れ合い”系が足りてない気がするな」
しおり「そう! 自分に今どの要素が欠けてるかを知ると、次の“2時間”がもっと意味あるものになるよ」
僕「毎回サウナ行ってたけど、もしかしてそれ、ただのルーティンになってたのかも」
しおり「そうそう、人って“同じ種類の幸せ”だけじゃ、だんだん満たされなくなるから、バランスが大事なの」
6. “好きな自分”でいられる時間を選ぶ
僕「この“3つの軸”って感覚でわかりやすいな。でもどれを選ぶか迷うな〜」
しおり「そんな時は、“その時間を過ごしている自分が好きか?”って聞いてみて」
僕「…自分が好きか、か」
しおり「うん。“なんとなくスマホ見て過ごしてる自分”よりも、“ちょっと本を読んでる自分”のほうが、好きだなって思えたらそっちを選ぶ」
僕「たしかに、何をしたかよりも“どんな気分で過ごしたか”のほうが、後に残るかも」
しおり「そうそう。
一時的な快楽と、じんわり続く幸せって、似てるようで違うんだよね」
僕「これ、意外と深いテーマやな…」
しおり「でしょ?(笑)でも、これって自分を大事にするための“判断基準”にもなるんだよ」
7. ご褒美は「予定表」に入れておく
僕「さっき言ってた“2時間”、たまにはあるけど、流されて終わっちゃうんだよな」
しおり「それなら、“ご褒美時間”をあらかじめ予定に入れておこう!」
僕「ご褒美時間を、予定に?」
しおり「うん。たとえば“金曜の夜はカフェで1時間だけ好きな本読む”とか“来週の水曜はサウナ行く”って、事前にスケジュールに入れておくの」
僕「あー…それなら、仕事もその時間に向けて頑張れるかも」
しおり「でしょ? “ご褒美”があるだけで、その日がちょっと楽しみになるし、モチベーションも上がるよ」
僕「逆に、予定に入れてないと、気づいたらYouTubeで夜更かしして終わり…みたいな」
しおり「それ、あるある!(笑)だから“ご褒美は予約制”にしちゃうのがおすすめです♪」
8. 小さな幸福を、ちゃんと味わう
僕「…でもさ、毎回すごい体験とかできるわけじゃないよね」
しおり「うん、だからこそ“大きな幸せ”より、“小さな幸福”をちゃんと味わうことが大切なんだよ」
僕「たとえば?」
しおり「・朝、早起きできた
・コンビニで新作スイーツが当たりだった
・誰かに“ありがとう”って言われた
そういうちっちゃな“よかった”を、ちゃんと自覚すること」
僕「…たしかに、それって普段スルーしてるな」
しおり「日記に書いてもいいし、スマホに1行メモしてもいい。“自分が満たされた瞬間”を積み重ねると、人生の輪郭がやわらかくなるよ」
僕「あー…ちょっといいかも、それ」
しおり「うん、無理に毎日“最高の2時間”じゃなくていいの。週1でも、たまにでも、自分の感情をちゃんと拾ってあげるのが大事なんだよ」
9. まとめ|僕の気づきと、しおりのひとこと
僕「結局、僕の毎日って、時間がないんじゃなくて“使い方を知らなかった”だけだったのかも」
しおり「うん。“最高の2時間”を意識して過ごすだけで、日常の質ってすごく変わるんだよ」
僕「たった2時間で?…って思ってたけど、ちゃんと自分にとって意味ある時間を選ぶことが大事なんだね」
しおり「そうそう♪
忙しくても、自分が“好きだな”と思える時間をちょっとでも持つこと。
それが、毎日に小さな“幸福の灯”をともしてくれるんだよ」
📝 この記事で学べることまとめ(振り返りシート風)
ポイント | 内容 |
---|---|
🎯 時間は2時間でOK | 1日丸ごとじゃなくて“2時間の質”で十分 |
🔍 見える化が第一歩 | 無意識に使っている時間を記録しよう |
🙋♀️ 自分に問う | 「今の自分、好き?」が選択の基準 |
🧭 モノリストの活用 | 自分を満たすものを分類&優先づけ |
📅 ご褒美を先に決める | モチベーションとリズムをつくる鍵に |
🌱 小さな幸福も大切に | 幸せの“感度”を上げる習慣を意識 |
最後に|2時間で変わる“わたしの毎日”
僕「じゃあ…とりあえず明日の夜2時間、久しぶりにカフェで本読もうかな」
しおり「いいね、それ。“ただの時間”が、“意味のある時間”に変わる瞬間って、ちょっとわくわくするよね♪」
僕「たしかに。たった2時間でも、自分の気持ちが整えば、仕事も日常もきっともっと前向きになれる気がする」
しおり「その小さな選択の積み重ねが、人生の満足度をじわじわ底上げしてくれるはずだよ」
📘 書籍紹介&購入リンク
書籍タイトル:
『いつも幸せな人は、2時間の使い方の天才』
著者:今井孝志
出版社:すばる舎(ジャンル:自己啓発・時間術)
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