挑戦・人脈・外見・即レス――運を引き寄せる習慣とは?
僕:「才能がないと成功できない…ずっとそう思ってたんだよね」
しおり:「うん、そう思う気持ちはわかるよ。
でもね、実は“才能”よりも大事なのが“運”なんだ」
僕:「運? でも運って、自分じゃ変えられないものでしょ?」
しおり:「そう感じるかもしれないけど、実は“行動”で引き寄せられるんだよ。
今日はね、**内田博史さんの『運とコネのつかみ方』**って本から、
運を味方にする習慣を一緒に見ていこうと思う」
僕:「なるほど…それならちょっと興味あるかも」
しおり:「よし、じゃあ最初からいってみよう!」
運は才能よりも大事
① 挑戦回数を増やす
しおり:「成功してる人ってね、“運がいい”だけじゃなくて、挑戦の回数がとにかく多いんだよ」
僕:「当たるまでバットを振り続けるってこと?」
しおり:「そうそう。しかも、一発勝負じゃなくて、失敗しても大きなダメージにならない“軽めの挑戦”を何度もやることがコツ」
僕:「たしかに、それなら怖くないかも」
② 運のいい人と過ごす
しおり:「あとね、人って周りの影響をすっごく受けるんだ」
僕:「ああ…愚痴ばかりの人といると、自分も暗くなるやつ」
しおり:「そうそう。だからポジティブで行動的な“運のいい人”と一緒にいるほうがいいんだよ」
僕:「たしかに、明るい人と話すと元気もらえるなぁ」
経費とリセールを味方につける
① 資産を買う、負債は買わない
僕:「経費とかリセールって…正直、お金持ちがやってる難しい話ってイメージあるけど」
しおり:「そんなことないよ。めちゃくちゃシンプル。お金持ちはね、“資産になるもの”を買って、“負債になるもの”は買わないっていうルールを徹底してるんだ」
僕:「資産と負債…家計簿とかでよく見るけど、意外とごちゃごちゃになるやつだよね。」
しおり:「そうそう。例えば“家”。一見、資産に見えるけど、多くの場合は買った瞬間から価値が下がっていくんだよ。だから著者も基本は“賃貸派”」
僕:「え、家を買わないんだ?」
しおり:「うん。もちろん立地や条件によっては資産になる家もあるけど、大半はローンと維持費っていう負債になる。だからそこは見極めが大事なんだ」
② 価値が落ちないモノを選ぶ
僕:「じゃあ資産になるものって、どんなのがあるんだろう?」
しおり:「例えばロレックスの腕時計とか、エルメスのバッグ。買った時の値段と同じくらいで売れることもあるし、場合によっては値上がりすることもある」
僕:「へえ…ブランド品って使い道が限られると思ってたけど、そういう視点で見るとアリかも」
しおり:「そう。見栄で買うんじゃなくて、“価値が落ちにくいか”を考えて選ぶと、持っている間も楽しめるし、いざという時はお金になる。まさに二度おいしいってやつ」
僕:「なるほどなぁ…今までそういう視点で物を買ったことなかった」
しおり:「日常の買い物でも“これ、価値残る?”って一回考えてみるだけで、お金の使い方がちょっと変わるよ」
人間関係は“Win-Win”で
他者思考のギバーを目指す
僕:「“与える人になれ”ってよく聞くけど、自己犠牲しすぎるのは良くないってこと?」
しおり:「そうそう。『運とコネのつかみ方』でも書いてあるけど、与えるにも2種類あってね。“自己犠牲のギバー”と“他者思考のギバー”がいるんだ」
僕:「ほう…で、どっちがいいの?」
しおり:「もちろん“他者思考のギバー”だよ。自分も得をして、相手も得をする関係を作れる人。逆に自己犠牲タイプは、最初はいい人に見えるけど、そのうち疲れちゃって続かないんだ」
僕:「あー…わかる気がする。何でも引き受けちゃう人って、結局潰れちゃうよね」
しおり:「そうそう。だから大事なのは“お互いハッピー”の状態を作ること。これが長く良い関係を続けるコツだよ」
僕:「なるほどなぁ…Win-Winって、ただ仲良くするって意味じゃなくて、お互いにちゃんとメリットがあるってことなんだね」
しおり:「その通り!」
聞く9割、話す1割
トップセールスマンの会話術
僕:「やっぱさ、話が上手い人のほうが得するんじゃない?」
しおり:「それがね、実は逆なんだよ。『運とコネのつかみ方』でも書いてあるけど、トップセールスマンって“9割聞き役”なんだって」
僕:「え、そんなに? もっとバランスいいのかと思ってた」
しおり:「うん。人ってさ、自分の話を聞いてくれる人に好感を持つんだよ。逆に、自分の話ばっかりしてる人って、どんなに面白くてもだんだん疲れられちゃう」
僕:「あー、わかる。延々と自慢話されると、もう帰りたくなるもんなぁ」
しおり:「でしょ? だからコツは、相手がもっと話したくなる空気をつくること。質問したり、うなずいたりして、“あ、この人話しやすいな”って思ってもらうんだ」
僕:「じゃあ、自分の話はどうすればいい?」
しおり:「基本は相手に聞かれた時だけ。それも短く。そういう人って、“また会いたい”って思われやすいんだよ」
金払いの良さは信頼を生む
支払いの早さ=信用
僕:「最後はお金の話かぁ」
しおり:「そう。『運とコネのつかみ方』によるとね、支払いが早い人って、それだけで信用されるんだ」
僕:「へぇ〜。でも、そんなにイメージ変わる?」
しおり:「めちゃくちゃ変わるよ。早く払ってくれる人って、“この人ちゃんとしてる”って思ってもらえる。逆に遅いと、“大丈夫かな?”って不安にさせちゃう」
僕:「あー、確かに支払いが遅い人とは、ちょっと距離置きたくなるかも」
しおり:「でしょ? しかも支払いが早い人って、“この人には優先的に対応しよう”って思われやすいから、いい案件やチャンスが回ってくるんだ」
僕:「なるほどなぁ。じゃあ請求書を待たずに払うぐらいの気持ちが大事なんだね」
しおり:「うん。スピードは信用になる。これはお金でも、人間関係でも同じだよ」
まとめ
ポイント | 内容 |
---|---|
挑戦回数を増やす | 当たるまで挑戦する姿勢が運を呼ぶ |
運のいい人と過ごす | ポジティブな影響を受ける |
外見を整える | 信頼を生む第一印象 |
経費・リセール活用 | 資産を買い、負債は避ける |
即レス | 丁寧より速さを優先 |
Win-Win思考 | 他者思考のギバーになる |
聞き上手 | 会話は9:1で聞く |
金払いの良さ | 信頼と優先を得る |
📘しおりと僕のメッセージ
しおり:「今回の習慣、どれも“特別な才能”は必要ないでしょ?
運って、ただ待ってるだけじゃ来ないんだよ。小さくてもいいから、自分から行動して掴みにいくもの。
挑戦をちょっと増やす、人とのつながりを大事にする、信頼を積み重ねる――。
その積み重ねが、じわじわと運を呼び込んでくれるはず。
だからまずは、今日できる小さな一歩から始めてみよう」
僕:「うん…なんかやれそうな気がしてきた。
最初は小さくてもいいんだよな。
よし、今日から一歩踏み出してみるよ!」
📚書籍紹介
この記事は、内田博史さんの著書『運とコネのつかみ方』 を参考にしています。
著者は、経営や人脈作りの現場で培った経験から、
「挑戦回数を増やす」「運のいい人と過ごす」「外見を整える」など、
日常で使える**“運を引き寄せるための具体的な習慣”**を紹介しています。
「才能がないと成功できない…」
「もっとチャンスを引き寄せたい」
そんな人にとって、行動を変えるヒントがぎゅっと詰まった一冊です。
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